ピアノコースは3歳から受け付けています。

このコースは先生と一対一でピアノだけではなく、打楽器やリコーダー、カード遊びなど様々なことから柔軟に音楽の総合的な能力を伸ばします。
どんなレッスンをするのか、少しご紹介します。

3歳の子どものレッスン

言葉が話せるようになり、いろんなことを説明できるようになります。興味を持つものや好き嫌いもでてきて、イヤイヤもはじまります。数も数えられるようになったり、物事の特徴もわかるようになるので「ぞうさんは小さい動物だっけ?」と尋ねると「大きくて鼻が長い!」と種類の違いもわかるようになります。
しかしまだ30分間ピアノの前に座って、「ドの音は1の指で弾いて……」というレッスンはまだちょっと難しい。ですので、レッスンでは集中力を付け、音や曲の違い、数、指先の訓練を遊びを通して学びます。

◯動物の曲あてあそび
子どもの大好きな動物。まず動物それぞれの特徴が表れた曲を先生がピアノで弾いてそれを聞いて覚えます。
すべて弾いたあと、今度はクイズ。「この曲はなんの動物?」と聞いてからピアノを弾き、生徒さんにイラストを指差して当ててもらいます。
これにより、動物の特徴と曲の雰囲気の違いがわかるようになります。

 

 

◯ケーキは誰が食べられる? 数字訓練
ピアノのレッスンでは指番号を覚えるので、なるべく早く数を覚えなければなりません。子どもの大好きなケーキや食べ物を使って、「これ何個? ママと◯◯ちゃんが食べられるね。じゃあ何個?」と聞いて5までの数をわかるように訓練します。

◯作曲遊び
3歳の子どもに楽譜の読み方を教えるのはまだ少し難しいです。五線とト音記号が書かれた楽譜マットに、生徒さんが自由に黒い玉を置きます。生徒さんが自由に並べた黒い玉を先生がピアノで弾きます。
楽譜はまだわからなくても、これによってどこに黒い玉を置いたら、なんとなくで良いので高い音か低い音かをわかるにようにします。

 

 

◯楽器の音あてゲーム
鈴とクラベス。音の違いを感じ取って、テンポで音を鳴らせるようにします。

◯カスタネットリズム打ち
4つ並んだカスタネットを順番に鳴らしていきます。先生がどんどんリズムを変えていきます。
集中力と反射神経を育てる遊びです。


この3歳の生徒さんは動物が大好き。2回目のレッスンではなんと先生が最初の3音を弾いただけで、どの動物かわかるようになりました。

 

 

 


こちらは小学生の生徒さん。
ある日教本にあった『ちょうちょ』を片手ずつだけ教えたら、次の週「先生!両手で弾けるよ!」と言って教えていないのに両手の『ちょうちょ』を!そしてなにより驚いたのが、自分で左手で伴奏を考えた『ちょうちょ』も!まだこの生徒さんは始めて1ヶ月で、片手ずつしか教えていません。教えていないことを「まだ教えていないからそんな弾き方しちゃダメ!」とは言わないで、生徒さんの積極性、工夫力を伸ばしています。


小学生になると文字の読み書きもできて、30分間座ったまま集中することができますが、同じことがずっと続いてしまうとすこーし集中できなくなってしまいます。
小学生には教本を使って順番にレッスンしますが、たまに楽譜を見せずに、先生が音だけ弾いてそれを聞いて同じように真似するレッスンも。はじめて間もない生徒さんには楽譜の読み方を教えてもまだ書き方は教えません。しかし、自然にこの音はなんの音?と聞いて相対音感の訓練をします。

レッスン中なるべく「間違っている」、「練習しなさい」とは言わないようにしています。間違っていたら、正解を言わないで「そうかな?よーく考えてみよう」とちょっとだけヒントを出して自ら正解をわかるようにします。家での練習も口で命令されるとやりたくなくなるのが人間です……。練習してきたら上手くなれるのをわかって、「◯◯ちゃんがどれだけ上手くなったか、次のレッスンで先生楽しみにしてる」と言って自然に練習したくなるレッスンを心がけています。