つきねとどれみ教室専用教材ができました！

月音おんがく教室では、この度ピアノ初級生徒向けの専用教材「つきねとどれみ」を制作しました。

今までは市販・流通しているピアノ教材を使用してレッスンをしていましたが、
月音おんがく教室の生徒さんたちの得意苦手の傾向を見て、今までの教材には足りないところ、教室が願っているさらなる音楽の能力をつけられる内容を考え4巻編成でつくりました。

全体の特徴は…
◯とにかくソルフェージュ力（読譜力）が鍛えられる内容
楽譜がうまく読めないのに先に進むレッスンにしない教材、けど譜読みに苦しまず、楽しくレッスンが続けられる内容に。
私が留学をしていたフランスではとにかくソルフェージュ力を徹底させてから楽器を始めます。それを月音おんがく教室でも取り入れたいと思っていました。
ただ自分自身ピアノを始めた当初から楽譜を読むのが苦手で、音大受験をするのに聴音や初見視唱にもう壮絶な苦労をしました。けど楽譜が読めない苦しさもとても理解できるので、できなかった落ちこぼれだった私だからこそ、先生たちと協力して音符に強くなれる教材にしたかったです。

◯4巻全て揃えたくなる、ハヤサカメグミさんの描き下ろしイラスト
このファンタジーあふれる表紙を描いてくださったのは、イラストレーターハヤサカメグミさん。
教本を作るときはぜっっっっっっったいにハヤサカさんのイラスト！！！と私の強い希望で
お忙しい中なのに無理言って描き下ろしてくださいました。毎回ラフや修正があがってくる度、美しすぎて感動していました…

さてこの表紙、わかりますか…？　
1巻＋2巻、3巻＋4巻で合わせると1つの絵になるんです！

月音おんがく教室専用教材なので他では手に入りません。なのでどんどん先に進むのが楽しみになる表紙をハヤサカさんと話し合ってつくりました。
それから既存の教本をつかっていたときは「次の巻は◯色だ〜」と話す生徒が多いので、表紙の縁に色をつけてわかりやすくしました。
またこの表紙に出てくるキャラクターたち、どれも愛らしくてたまらないです。ハヤサカさんも教室のほとんどの先生たちも猫が大好きで、猫のキャラクターは必須でした😂
それから生徒たちうさぎ好きが多いのでこの要望も。
1・2巻で音楽会に向かっている様子、3・4巻で楽しく音楽会をしている様子を描いていただきました。

（あまりに素敵なイラストなので、グッズ化したい…!!!）

◯「総合的な音楽力が身につく」教本とそのタイトル
私自身専門がフルートなので、ピアノの技術だけを磨く教材ではなくどんな楽器にも活かせる総合的な音楽力を身につける内容にしたかったです。
最近ではピアノを習っていた生徒がフルートもはじめるようになり、譜読みがしっかりできる生徒が多いのでフルートになってもよく楽譜が読めています。
またこの教材を卒業して、ピアノ中級コースになったとしても難なくピアノの技術を磨くことができるようになってほしい。どんな楽器にも活かせる総合的な音楽力をつけてほしいという願いがあるので、教材名にあえて「ピアノ」とは入れたくなかったのです。それから「つきね」という名前は愛着をもってほしいので、考え抜いたタイトルが「つきねとどれみ」。ひらがなの感じも可愛くて、タイトルロゴまでハヤサカさんに制作いただきました。

◯その他
伴奏譜やまとめ曲の作曲・全体の監修は、作曲家の豊村春香さん。
ユニークでとってもステキな曲を作っていただきました。
（個人的には3巻のまとめ曲がもうとても美しくて大好きです　*☆）

全ての巻のほとんどの曲を月音おんがく教室の先生たちが作曲編曲選曲しています。
「○○先生の曲おもしろーい！」「◯◯先生の曲ステキ！どんな先生だろう！」
みたいになってほしいです😊

続いて各巻の内容です。